ゼブコ33マイクロ・トリガースピン+7フィート6インチのロッドではさほど遠投能力は向上しなかった。とはいえ、鱒レンジャーだと柔らかすぎて、大物がバイトした時にしっかりフッキングさせるのは難しい。
そこで、今回はバスロッドを使ってみることにした。
使用したのは「Bass Spurt」という6フィートのテレスコロッド。仕舞寸法が短く、腰があって、シッカリしたバスロッドだ。
以前、BASIC:GEARというブランドから発売されていたもので、他に6フィートのベイトロッド、7フィート8インチのベイトロッドもあった。このシリーズは安かったものの、作りがとても良くて、特に6フィートのベイトロッド(CP60C)は非常に売れたものらしい。
ルアーウェイトは3/16oz(5.3g)~3/8oz(10g)。
鱒レンジャーはその名の通りトラウトロッドだけど、腰が弱すぎてフックをシーバスの口周りにシッカリとフッキングさせるのが難しい。
もう小物と遊ぶのもそろそろ終わりにしようじゃないか…と考えたのである。
シッカリしたロッドなので16gのバイブレーションもガッツリ投げられる。但しロングキャストしてもアタリは1つもなし。仕方なくワームに切り替えてキワ狙いのテクトロをするとすぐに反応があった。
グンッ!グンッ!グンッ!グンッ!グンッ!…と断続的に刻み込む独特の引き方。
あ、これは…
クロダイだな…とすぐにわかりましたけどデカイ!
リールに巻いているのは4ポンドのナイロンライン。リーダーは6ポンドのフロロ。だから慎重に焦らず、ゆっくりドラグを使いながら時間をかけてやり取りしつつ、空気を吸わせて弱らせ、ようやくランディングできました。
測ってみると、41cmありました。
デップリと太った腹。道理で重かったわけだ。
尾びれも大きくて、そりゃよく引くわけです。
クロダイは40cm越える辺りから顔が男前になりますね。
クロダイの口の中は硬いけど、フックは上アゴの真ん中あたりにガッツリとフッキングしてました。やはりこのサイズを釣ろうとすれば、バスロッドクラスでないと難しいですね。
ただし、ワームは潰されましたが…(;´д`)トホホ…
ヒットルアーはマーズのR-32マイクロ…
ジグヘッドはコアマン・パワーヘッドの2gでした。
クロダイが釣れてからは、バスロッドでチーバスは釣れるのかをテストしてみました。
硬すぎてバイトを弾いてしまう傾向は若干あるけれど、バイトしてくれたらフッキングさせるのは鱒レンジャーよりも楽かな?というところ。
口の中でしっかりとフッキングしてました。
こちらも同じく。
似たような食べ方ですね。この夜はチーバスも少なくて、これ以上のバイトはありませんでしたが。
今はゼブコ33マイクロ・トリガースピンの「テスト」で近所の川のシーバスを狙っており、「本番」としては道頓堀川のブラックバスを釣るのに使おうと思って、相性のいいロッドを探しているんですけど、やはり鱒レンジャーよりもバスロッド。でももうちょっと柔らかめの方がいいかな…というのが正直なところです。
コメント
こんばんは、自分もSpincaster さんの考えられているようなストリートフィッシングをやりたいと考えていろいろ情報収集している段階なんですが、フルグラスの柔らかめで丈夫なバスロッドっていうのは案外ないもんなんですね。
自分の場合は歩いて行ける範囲にナマズやウグイ(魚影を見る限りあまり大きくはない)のいるような農業用水があり(ストリートではありませんが)、多少距離がある場合でも軽トラックの荷台で運べるので1ピースでも問題がないと考えてグレート鱒レンジャーSP50あるいはゾディアス260ML-G、ゾディアス166ML-Gなどを考えています。抜き上げまで考えるとフルグラスのナマズロッドも範囲には入るのですがあまり強すぎる竿や高価な竿ははなんか違うような気がしてちょっと柔らかめで張りがあってキャストしやすい竿を探しています。リールに関してはスピニングを検討していたんですが、対象が小魚でキャストを繰り返す条件ではスピンキャストリールがいいのかなと思っています。ブログを楽しみに読ませていただいてます。
九州の農家様、コメントありがとうございます。
まだ購入していないのですが
https://item.rakuten.co.jp/kameya-turigu-web/4523048251235/
▲こういうものがありまして、100%グラスです。
最近にしては非常に珍しいロッドなので、近々入手したく思っていたところでした。
ただ、結論的に言うと、「1本で何にでも対応できるロッド」はないわけで、
魚種やフィールドに合わせて、数本用意しておくのがベストみたいです。
それと、リールを小型化すると、スピニングリールはスプール径が
小さくなるほどラインに巻きグセが付きやすくて、
ライントラブルに悩まされますね。
その点、スピンキャストリールはほぼトラブルフリーで使えるので、
「軽量・コンパクト」を目標とするなら、スピンキャストリール(できればアンダーキャスト)+スピニングロッドの組み合わせがベストと思われます。