前回、ゼブコ33マイクロ・トリガースピンの初陣では鱒レンジャーと組み合わせて使用してみましたが、以外に飛距離が出るし、取扱いしやすいので大変満足。
でも、単純に長いロッドにすれば、飛距離は伸びるのだろうか…という疑問が出てきました。
そこで今回は7フィート6インチのテレスコロッドに、ゼブコ33マイクロ・トリガースピンをつけて、遠投能力がどの程度向上できるのかテストしてみました。
ゼブコ33マイクロ・トリガースピンは全くノーマル状態でラインはナイロン4ポンド。
ロッドはダイワのクロスビート764TULFS。
ダイワのクロスビートはテレスコロッドの傑作シリーズで、名竿と呼ぶべきロッドが揃ってますけど、その中でもこの764TUFLSは素晴らしい。7フィート6インチの長さでウルトラライト。軽くてシャキッとした振り心地。一見頼りなげですが、80cm級のボラを釣った時(シーバス釣りの外道でしたが…)も余裕のやりとりでした。
結果を簡潔に申し上げますと
- 150cmの鱒レンジャーに比べ、7フィート6インチのロッドにしたからと言って劇的に飛距離が伸びるわけではない。
- 遠投が楽になる…というのはある。
- たぶん鱒レンジャーはソリッドグラスで、あの反発力を最大限に活かせば飛距離が稼げるし、アクションもつけやすい。
764TULFSは私にとって三本の指に入る愛竿ですが、ゼブコ33マイクロ・トリガースピンを使用するにあたって、どうしてもこれでなければいけない…というロッドではありませんでした。
やっぱり6フィート台の短い竿の方が使いまわしがいいです。長くすることで使い勝手が悪くなるなら、いっそ8フィート、9フィート台の方がいい。でも、そうなるとゼブコ33マイクロ・トリガースピンを使う必要もない…ということになります。
とはいえ、鱒レンジャーはワンピースで持ち運びに不便。
できれば、2ピースの鱒レンジャーがあればいいんですけどね。
釣果はこの1匹のみ。しかも情けないことに出血させてしまいました。フッキングとほぼ同時で抜き上げましたが、その際に喉を傷めたみたいです。シーバスさん、ごめんなさい。
この日は突然寒くなって風が強く、潮が引き始めた時間帯で、川の流れも早く、ベイトが全くステイできない状態でしたが、川の流れから離れた小場所で2gのスプーンを投げたところコンタクトが続々と止まらず。たぶんチーバスは風裏に逃げ込んだのでしょう。そこでアクションをつけながら、緩急をもたせてリトリーブしたらピックアップ寸前にヒットしました。
リールとロッドの組み合わせのテスト釣行なのですが、ちょっとチーバス釣りに必死になりすぎました。そろそろ大きめのシーバスを釣りたくなってきました。