日本ではスピンキャストリールの情報が少ないのでYOUTUBEをよく見るのですが、大抵が海外の動画…主に欧米…というより米国のものでして、日本よりは多いものの、あまり参考にならないものが少なくなかったり、逆に情報量が多すぎるものの英語だから内容がよくわからなかったりで、日々フラストレーションを溜めております。
やっぱり日本語で、日本人がスピンキャストリールの動画を作ってくれたらなぁ…と思うわけですが、「だったら自分で作ればいいんじゃない?」とやっと気付き、購入いたしました!
スピンキャストリールの製品やメカの解説は、スマホでも撮れるのですが(以前、YOUTUBEにアップしたのは全てスマホで撮影したものでした)、やはり釣り動画、実釣シーンの動画が必要だろう…と思い、アクションカメラを買ってみました。
釣り動画撮影用にSOOCOO C30Rを選んだ理由
アクションカメラといえばGoProですが、アマゾンで検索すると中華系のGoProモドキがたくさんありましたので、とりあえずは試しにそちらから…と思ったものの、メーカーもバリエーションも多すぎて、どれを選べばいいのかわかりません。
譲れない条件としては
- レンズがいい、写りがいい
- 4K対応
- 手ぶれ補正対応
- 1万円以下が望ましい
- GoProのアクセサリーが使える
…ということ。そして、3日ぐらい悩みながらやっとみつけたのが「SOOCOO C30R」なのでした。
GoProモドキにアクセサリーがたくさんついてくるのはよくあることですが、ケースまでついているのは珍しいですね。これもSOOCOO C30Rにした理由の1つです。
それと、C30Rはバッテリーが2つ付いてきます。しかも容量は1350mAh。他のGoProモドキは1つだけで容量は1000mAhぐらいです。釣り動画なら長時間録画に対応している方が良いので、これは嬉しいです。
マイクロUSBとHDMIの端子。そしてSDカードのスロット。64GBまでのSDカードが使える仕様ですが、マニュアルを見ると128GBもイケるようなことを書いておりまして、どっちが正しいのかは不明。とりあえず、手持ちの64GBはちゃんと認識できました。大容量のSDカードに対応しているというのもSOOCOO C30Rの決め手の1つでした。
そして一番の決め手になったのは画質の良さですね。SOOCOO C30RはSONY製のイメージセンサーを搭載しているとのことでしたが…
こちらの比較動画でみたら、SOOCOO C30Rの画質や色の方が良く、音もいい感じで採れておりました。
SOOCOO C30Rの注意点(重要)
さっそくやらかしたのですが、SOOCOO C30Rはバッテリーのフタに要注意です。
フタを取り付ける際は、フタの出っ張りがこの向きで右側にしなければいけません。私は間違って左側で閉じてしまったのですが、それだと取り外しできなくなります。
とりあえず爪楊枝でホジホジしたら開けられたのですけど、こんなこと釣り場でバッテリーチェンジの時には面倒でやってられません。くれぐれも間違えないように気をつけて下さい。
C30Rの上下ひっくり返してレンズを自分の方に向けたら、フタの出っ張りは「右」です。「バッテリーのフタをあけるボタンの反対側」です。出っ張りは「右」です。「バッテリーのフタをあけるボタンの反対側」です。大切なことなので2度書いてみました。
それと、SOOCOO C30Rって録画している時に揺らすと「カタカタ」という音が少し入るのですが、
こちらの動画を参考にテープを貼ってみたら改善しました。私が入手したものは、組み立ての精度は良かったみたいです。
釣り動画撮影のためにはどうすればいいのか?
アクションカメラで釣り動画の撮影をしている人って、どうやってカメラの固定をしているんだろうか…落としたり、水をかぶったりしないんだろうか…とたくさん疑問がありましたが、とりあえず買ってみてトライ&エラーでやってみることにしました。
防水性
とりあえずこのハウジングをとりつけておけば防水性は確保できるみたいです。かなり頑丈な作りです。
このロックをはずしてハウジングを開ける方法が最初わからず、手こずりましたが、慣れたらスイスイ開閉できます。
ハウジング越しのボタン操作も慣れるとスムーズにできます。ただし…
当たり前のことですけど、ハウジングをつけたままだと、USB充電はできないのですね。
私はこれを持って水中に潜ることはないので、とりあえずの小雨でも避けられたら防水性は充分で、できればモバイルバッテリーをつなげたままでの長時間使用が出来た方が良かったんですけど、ハウジングをつけたままだとUSBケーブルは挿せません。
それと、本体のマイクもハウジングに音を遮断されてしまうので、音声はちゃんと採れないはずです(まだ未確認)。
ハウジング不使用・音声収録時の風切り音対策
音声込みで撮影する場合は、ハウジングをつけずに使用すればいいわけですが、その際に風切り音が入ってしまうので、風よけのスポンジ(「ウィンドスレイヤー」というスゴくカッコいい正式名称があったりします)も購入してみました。
こういうパーツがありまして
それをSOOCOO C30Rを装着
上下に三脚穴があります。
スポンジを被せてみるとこうなります。カメラ全体を覆って風切り音を防いでくれるわけです。
ただ、裏も遮られてしまうため、液晶画面が見えません…
とりあえず、私の釣り動画撮影では、音声も採りたいので、ハウジングを使わずにウィンドスレイヤーをつけた状態で身体に装着することにします。
あ、そういえば、どうやって身体に装着すればいいんだろうか?
アクションカメラ…3つの装着方法
いろいろ調べてみたら、GoProモドキのカメラを身体に装着する場合、大きくわけて3つのマウントがありまして、
1)ヘッドマウント
首が動く度にカメラも動いてしまうので、画面に落ち着きがなくなるかと思いましたが、シーバス釣りなんかでライフジャケットを着ている時は、チェストマウントよりもヘッドマウントの方が良さげですね。それと、チェストマウントだとリール操作をしているところが大きく写ってしまってフィールドの方が見づらいケースが少なくないようです。
2)チェストマウント
ライフジャケットを着てない状態で、リールの動きがよく見える方がいい場合は、チェストマウントの方が向いてそうです。それと、ヘッドマウントだと如何にも「私は撮影中です」みたいで、ちょっとアレな気がします。YOUTUBEで動画を見ていると、チェストマウントの場合は画が大きくぶれないので、安定した映像が撮れるのがメリットのようです。
3)クリップマウント
クリップマウントはSOOCOO C30Rの付属品に付いているのですが、小さくて頼りない感じ。単体売りのクリップマウントには「ハサミ」が大きなものがあって、これだと安心して装着できます。服やカバンのベルトなんかに挟んで使うようですが、手軽で汎用性の高いマウントだし、高いものではないので1つ買っておいた方が良さそうです。
釣り動画を撮影するにあたって、どのマウントがベストなのか数日悩みましたが、結局のところ、1つのマウントでどんな状況でもOKとはならないようで、「状況に合わせて使い分ける」のが正しい選択のようです
とりあえず、この3つのマウント全て入手して、釣り場で実際に試してみようと思います。