ゼブコ33マイクロトリガースピンのラインキャパ

ゼブコ33マイクロトリガースピンのラインキャパは「4ポンドで90ヤード(82m)」ということになっているのですが、「4ポンド」の方が米国表記だから、そのまま日本の1号とは限らないのですね。あんまり厳密にこだわっても仕方ないことですが。

管釣りで使うのなら4ポンドでも十分なんでしょうけど、私みたいに海も含めて都市河川でストリートフィッシングをやろうという場合、4ポンドでは不安です。

じゃあ、2号だったらどれだけ巻けるのか…というのを実際使用した上で、適正な長さを調べてみました。

ナイロンラインは吸水で膨らむのを計算に入れる必要がある

スピンキャストリールにラインを巻く時、スプールの7~8割ぐらいでやめておくのがコツです。8割越え始めると、ライントラブルが多くなるので。

そこで当初は、CN500の2号を50m巻いてみたんですけど、一応見た目はスプール8割程度。でも、キャストして調子が良かったのは最初だけで、しばらくすると最後の方の巻き上げが重くなってきました。

ナイロンラインは吸水しちゃうので、それも計算に入れて少なめに巻かないとダメなんですね。未使用のナイロンラインを巻いた時に、目視で「スプール8割」を判断しても意味がない…といことです。

そこで、10m減らして40mにしてみたのが写真の状態。水を既に吸っているので、未使用で40m巻いても、写真と同じようにならないと思いますけど。

これでキャストしたら全然ノートラブルでした。

「吸水した後でスプール8割弱」ぐらいになるのが適正量のようです。

リールスプールの糸巻き量計算ツール

リールに巻けるラインの量を計算する専用の計算機です。Ver2.0では、PEライン以外にもナイロンやフロロカーボンのラインを選べるようになりました!ルアーバンク

こういうサイトがありまして、ここで違う太さのラインをどれだけ巻けるのか計算できます。

1号(0.165mm)が82m巻けるリールで2号(0.232mm)を巻くと41m。

私が実際に試して行き着いた答えとほぼ一緒になりました。

まぁ、1号から2号だったら、単に巻量2分の1で計算しやすいわけですが、中途半端な号数の場合、この計算ツールが頼りになります。

2号(0.232mm)のラインを40m巻けるリールで、1.5号(0.202mm)を巻いた場合、53m巻けることになります。

少し重めのルアーを投げると、5フィートちょっとの短いロッドでも30mは飛んでしまうので、40mしか巻いてないのは不安なんですね。

ストリートフィッシングのための「随時携行できる最小のタックル」の実験。 やっぱり最適なリールは「ゼブコ33マイクロトリガースピン」では...

先日のチヌを釣り上げた時は、走り出すチヌに合わせて一緒に走りながら巻いたので助かりましたが、常にそういうことができる釣り場だけではない。

そもそも、小型のリールで何でもかんでも釣ってやろうというのが無理なわけですが、最低50mぐらいないと余裕を持って対戦できないな…と思ったのでした。

ちなみに、私はラインの長さをこれで計測してます。1つあると何かと便利です。

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