明日から11月下旬…シーズン最後の瞬間が迫ってきている。中潮なので出撃。リールはダイワ・アンダースピン80。ラインはナイロン1.5号。
ロッドはダイワ・クロスビート754TULFSにした。
前回はバイトを弾いている気がしたので、柔らかめにしたのだ。
フィールドに入った途端にボイル!・ボイル!・ボイル!…水面が沸き立っている。ただ、小物ばっかりの雰囲気。着いたら既に引き潮が始まっていた。時間との勝負である。
まずはバイブレーションで捜索。反応は一切なし。嫌な予感がした。
このあと、ルアーチェンジを繰り返すも全く反応が出ず。
そこで、まだ実績がないミニカリに登場していただいた。
ミニカリは今まで何度も投入しており、アタリは数えきれないほど得ているが、ヒットまで至ったことがない。魚が小さければR-32マイクロが、大きければレギュラーサイズのアルカリが美味しいところを持っていってしまうからだ。
今夜も小さなアタリは無数に拾った。でもヒットしなかった。たぶんチーバスで、口が小さいからフックまでとどかず、ワームのしっぽだけかじって終わりになるのだろう。
チーバスの小さなアタリに惑わされていると、こちらのペースが崩れてしまうので、場所を移動してチーバスのたまり場をさけた。
ラインをタップリだして、ミニカリをユックリと底を意識してテクトロで引いてみた。
反応なし、アタリなし、全く感触なし…やっぱりダメか…と思った瞬間…
ゴゴゴン!と大きな衝撃。ギューン!とロッドが曲げられたが、それは瞬間のことで、すぐに体力が尽きて上がってきた。30cmにも満たないチヌだった。
ミニカリで得た初めての釣果である。
やっぱりミニカリは、R-32マイクロやバイブラミノーと似たような傾向のワームなのか。チヌ好みの大きさ、形状みたいだ。
ただ、パターンはつかめた。
次はワームを完全に底へ沈めて、そこからラインを20歩分出してからテクトロ開始。
ユックリ、ユックリ、ワームを見せびらかすように引いてやると…
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
しかもデカイ。
ラインはナイロン1.5号だが、焦らなければ大丈夫。慌てて引き寄せず、ドラグを調整しながら、ユックリと間合いを詰める。43cm。なかなか立派なチヌである。
背びれがピン!と立っていかにもヤル気のあるチヌだ。
それにしても…私はチヌ釣り師じゃなくて、シーバサーなんだけどな…
今シーズン中に釣果を得ようとするなら、場所を変えた方が良いのかも知れない。
もう、尻無川周辺でシーバスは難しそうだ。