1990年代に購入したスピンキャストリールゼブコ33(zebco)について
かつてビンテージ・ゼブコ33を入手した時は、使い方がよくわかっていなかったので、ラインがフロントカバー内で絡みまくって、「スピンキャストリールはバックラッシュがないとか嘘じゃん」と思い、安物買いの銭失いかと落胆しつつ、物置部屋に放置して25年が経過したわけですが、はっきり言って、ラインを巻きすぎていたわけです。
といおうか、スピニングリールはスプール径よりもかなり割り引いて、ラインを巻かねばなりません。
こちらは出陣前の撮影。ビンテージ・ゼブコ33にライン(ナイロン3号)を巻いたばかりの状態。落ち着いた環境でゆっくり巻けば、オシレーションがなくっても、このように並行巻きになるのです。
こちらは3時間ほどキャストした後のスプールの状態。このように前よりに多く巻かれるようになります。
ちょっと明かりを当てる角度を変えてみました。
このように、実釣で何度もキャストとリトリーブを繰り返していると、ラインの巻かれ方が不均一になって、主に前よりに巻かれて膨らんできますから、かなり余裕をもって、ラインを少なめにしておかないと、ラインがもつれてしまう原因になるわけです。
ちなみに、上の写真ぐらいの巻量だと全然ライントラブルはありませんでした。