釣りの際、特にシーバスのような魚を狙うとなると、夜の出撃が多いわけですが、そうなると自前で「明かり」を用意する必要があります。メインラインとリーダーを結んだり、ルアーチェンジの時などに手元が暗いと出来ませんから。
私が長年愛用してきたのはこちらのヘッドライトです。ものすごく使いやすいのですが、幾つか難点があります。
今は既に生産中止で値段が上がってますけど、本来は最も安い部類のものです。
釣りの時に手元を照らすだけですから、なるべく小さく軽く安い方がいい。
それで、ずっと愛用していたのですが…
ヘッドバンドの問題
このバンドがくたびれてしまって、首からかけておくにはいいんですけど、頭に巻いた時に止まってくれないのです。
幸いジェントスのヘッドライトはバンドをカンタンに差し替えられるようになっておりまして、バンド幅は25ミリ。こういうのは他社も同じみたいで、ヘッドライトのバンドというのは20ミリか25ミリというのが相場みたいです。
こういうものがあるんですけど、この「GENTOS GENTOS GENTOS」と書いているのが嫌なのです。
こういうラバーのものもあるんですけど、ちょっとコレじゃない感が強い。
ヘルメットにつけたり、潜水する時には便利かも知れないけど、
首筋とか後頭部にゴムが当たるのってイヤじゃないですか。
透明のものもあるけど、これも同様の理由でイマイチ。
結局、昔買ったゴーグルについていたゴムバンドが黒一色でピッタリでしたので流用することにしました。
帽子とヘッドライトの組み合わせ
そこで、ヘッドライトをグリーク・フィッシャーマン・ハット(いわゆる服部名人帽)に取り付けてやると、ちょうどいい感じ。名人帽の「ツバ」が丁度よい短さで、ヘッドライトを支えてくれます。
以前は野球帽でも試してみたのですが、ツバが長いとヘッドライトを傾けて手元を照らす時に、ツバの部分が陰になるので使いにくいのですね。
横からみたらわかりやすいでしょうか。ヘッドライトのベルトの幅も、ちょうど名人帽と合うのです。
ただし、この飾りは邪魔なので外してやらないとヘッドライトが安定しません。
これで夜釣りの時にとても便利になりました。
ところが、これって帽子に取り付けるにはかなり大きいのですね。写真は広角で撮っているから余計に手前が強調されていますけど、実際にこれを取り付けて帽子を被っているとちょっと重いです。
このDPX-143Hというモデルは、単4電池3本を内蔵し、115gという重さ。
これが少なくとも半分くらいになってくれたら、「頭の上が重い」という状態が解消されるはず。そこで、これより軽いヘッドライトを探すことになりました。(つづく)