地元の定番のポイントへ行く。大潮、日暮れ、満潮。バチ抜けシーズンとしては完璧なコンディション。ここは昔、私が「ボラの巣」と呼んでいたポイントで、シーバス釣りの修行を積んだ場所だ。
なぜ「ボラの巣」と呼ぶのかと言うと、非常にボラが多い場所だからだ。ボラの隙間をかいくぐるようにしてシーバスを狙う。ただ、一般的にボラが多い場所はシーバスも多い。
とりあえずテクトロで広範囲に反応を見るが、気配はなし。
ボラが悠々と泳ぐ影がチラッと見える。
昨日の大雨で水草やゴミがたくさん浮いているし、水が濁っている。
こういう時のバチパターンは非常に攻めにくい。
シーバスにも、どこにバチがいるのかわからないからだ。
こういう時は、漫然とルアーを引くのではなくて、タイトにストラクチャーを攻める。
シーバスだって、無駄に動こうとせずに、どこか居心地のいい場所に溜まっているはずだ。
水門の角は水の通り道にもなっており、ここにはいつも魚が溜まっている。
キャストして角にぶつけて水に落とし、5カウントで引く…反応なし。
10カウントで引く…その瞬間に「ククッ」と反応。合わせてスっぽ抜け。
ショートバイトなのか、ワームが大きすぎてシッポを加えただけだったのか。
小さなワームにつけかえてキャスト。10カウント。
ゆっくり目に引いてしばらくすると…キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ボラでしたが…orz
久しぶりの釣り復帰で40cm級のボラは、ランディングに手こずりました。
ボラだけど、釣れないよりは良かったです。ちゃんと口の中にフッキングしているし。
とりあえず、ナイロン1.5号+フロロリーダー8ポンドでも余裕でした。
ヒットルアーは私の定番、「コアマン・パワーヘッドG(2g)+マーズ・R32マイクロ(黒鯛カラー)」。ゆっくり引けばバチシーズンでもOK。他のシーズンの時でも効果が高いので常備しています。
ボラ釣って喜んでいるわけにもいきませんが、とりあえず「釣れる」のは正しい。その場で正しい選択と行動が出来たという証拠。あとはシーバスが巡ってくるのを待つばかりです。