最近は、新しいリールのテスト釣行ばかりだったので、久しぶりにシーバス釣りらしい釣りをしてみたくなった。
今回はダイワ・アンダースピン80使用。ラインはラパラのナイロン1.5号(8ポンド)。
ラパラのナイロンラインがいいのは少し細めで高い強度になっていること。
ロッドはダイワ・クロスビート764TLFS。
↑こちらで使用したのが、764TULFSだったけど、一字違いで大きく違う。前回はウルトラライト・アクション、今回はライト・アクション。少し固めのロッドでしっかりルアーを動かして、ガッツリとフッキングさせるためだ。
それに、ダイワのリールにダイワのロッドを合わせるのはやっぱり相性がいい。
まず最初にシマノ・サルベージを投入。反応なし。
白いペンシルを投入…これも反応なし。
大潮の満潮でベイトがウジャウジャ湧いて出ているけど、今日はなぜか食いが悪い。
水面を見ると、ちょうど満潮の潮止まりだが、なぜか今夜の潮止まりは長い。
大潮の時、この川は激流のようになるけど、今日は潮の満ち引きを忘れたかのように静かだ。
こういう時はシーバスも動かなくなってしまう。
「変だなぁ…」と思っていたら眩しい光を感じた…船のサーチライトだ。巨大な船がすぐそばまで来ていた。どうやら、いま釣りをしている岸壁に接岸するらしい。
こんなバカでかい船が来て、接岸した上でずっと発電のディーゼルを回すのだからもう今夜ここでの釣りはダメだな…。ちょうど大潮の満潮。潮の動きも止まりました。
そのまま帰るのは癪に障るので、ミニカリでネネチ攻める…軽いアタリはあったが、すぐに反応しなくなった。潮止まりでシャッドテールは不向きかな…それと、先行者がいたらしく、私が居る場所は彼がサンザン叩いた後らしい。
そこで、またまたコイツを投入…マーズR-32マイクロ!潮止まりで動きのない時にこそ、目立たない小さなワームで攻める!
そしたらイキナリ来たんですよ。何なんでしょうねこのワームw
全長49cmでした。
最初、ググーン!とロッドがノサれて、ゴミでも引っ掛けたかな?と思ったら、
次はガンッ!ガンッ!ガンッ!ガンッ!と断続的な衝撃が入って、ドラグがキリリリリリ…と鳴いてラインが出ていくので、「多分クロダイ?」と思ったけど、チラッと見えた魚体が細いので、「あれ?シーバス?」と。こういう時に咄嗟に微妙な調整が出来るアンダースピン80のリアドラグは便利です。
ものすごい元気。いそいで巻き上げるとエラ洗いをかけられるので、ユックリ、ユックリ、時間をかけてネチネチと体力を奪います。クロダイは急いで水面まで引きずり出して空気を吸わせた方がいいけど、シーバスは逃げるのを少し追いかける感じで、シーバスから飽きて水面にあがってくるのを待つ方がいい。それから、着実にランディング。 フックはガッツリと上顎を貫通しておりました。硬めのロッドにした効果かな?
49cmだけど、顔は子供みたい。写真撮影後すぐにお帰りいただきました。
最近は着実にサイズアップしております。一般的に、このアタリは11月中旬を過ぎるとシーバスはキツイのですが、今年は台風で無茶苦茶になったので、シーズンも少しズレて遅くなっているのかも。
これはオマケ写真。日本国内販売されているダイワのスピンキャストリールは現在赤色だけですけど、この手の赤色の釣具は他にも幾つかあって、私が現在使用しているランディングネットも同じ色です。リールとネットの色を合わせたからって釣果には関係ないけど、色にこだわって釣具を揃えるのも面白いですね。